インフルエンザ流行期に備えて、10月ごろからインフルエンザワクチンを当院でも用意しています。
詳しくは、9月中旬までにホームページでお知らせします。
今回は、インフルエンザワクチンンについてよくご質問をいただく内容を、Q&Aでお答えします。
まず、効果・必要性について
Q. ワクチンを打ってもインフルエンザにかかることがあるのはなぜですか?
A. ワクチンは発症を完全に防ぐものではなく、罹患した場合の重症化・合併症・入院リスクを下げることを主な目的としています。また流行する型とワクチンの型が異なる場合、効果が下がることがあります。
Q. 毎年打つ必要があるのはなぜですか?
A. インフルエンザウイルスは変異しやすく、流行する型が毎年変わるため、その年の流行予測に合わせてワクチンの成分が更新されます。また、ワクチンによる免疫の持続期間は約5ヶ月程度とされ、時間とともに効果が弱まることも理由の一つです。ですので、毎年流行前に予防接種が必要です。
Q. どのくらいで効果が出ますか?
A. 接種後、効果が現れるまでに約2週間かかるとされています。流行前の余裕を持った時期の接種が望ましいです。
接種時期について
Q. いつ頃打つのが良いですか?
A. 例年の流行開始時期(12月頃)を踏まえ、10月〜12月上旬の接種が推奨されます。ただ、昨年のように、秋口から流行したり、1シーズンで違う型が2回流行したりと、年により様々です。当院でも10月からワクチンが打てるように、現在準備中です。
Q. 早く打ちすぎると流行期に効果が切れませんか?
A. よく聞かれる質問です。効果の持続期間は約5ヶ月程度とされているため、10月頃の接種であれば、通常の流行シーズンをカバーできると考えられます。流行は急に始まり、拡大していきますので、やはり流行する前に接種するのが望ましいです。
接種対象・回数について
Q. 子どもは何回打てばいいですか?
A. 13歳未満のお子さんは、2〜4週間の間隔をあけて2回接種が基本です。13歳以上は通常1回です。当院では13歳以上を接種対象としています。
Q. 妊娠中でも接種できますか?
A. 産科的な禁忌がなければ接種可能で、むしろ重症化予防の観点から推奨されています。
Q. 卵アレルギーがあっても打てますか?
A. 近年は、重篤なアレルギー既往がなければ接種可能とする見解が主流です。ただし心配な場合は事前にご相談ください。
副反応について
Q. 接種後、腕が腫れたり痛んだりするのは大丈夫ですか?
A. 注射部位の痛み・赤み・腫れは比較的よくみられる反応で、通常数日以内に自然に治まります。
Q. 発熱することはありますか?
A. 軽度の発熱、倦怠感、頭痛などが起こることがありますが、多くは一過性です。重篤な副反応(アナフィラキシーなど)は稀です。
費用に関して
Q. インフルエンザワクチンは保険適用されますか?
A. インフルエンザワクチンは予防目的の接種であるため、健康保険の適用外(自費診療)となるのが原則です。
Q. 費用はいくらですか?
A. 医療機関ごとに設定されており、地域や施設によって差があります。大阪市内だと3000円から3500円が多くみられます。具体的な金額は9月中旬ごろホームページでお知らせします。
Q. 高齢者は安く接種できると聞きましたが?
A. 65歳以上の方(および60〜64歳で特定の基礎疾患をお持ちの方)を対象に、大阪市は公費助成を行っています。
接種費用は1500円です。収入などで、接種費用が免除される場合もありますので、大阪市のホームページを参照ください。
Q. 子どもの接種にも助成はありますか?
A. 残念ながら、大阪市では任意接種となっており、子どもさんには助成はありません。
Q. 領収書や明細は発行してもらえますか?
A. 自費診療となるため、通常は接種後に領収書が発行されます。
その他
Q. 他の予防接種と同時に受けられますか?
A. 現在の日本のガイドラインでは、生ワクチン・不活化ワクチンともに同時接種が基本的に可能とされています。
Q. 体調が悪いときは接種できますか?
A. 発熱などの急性症状がある場合は、体調が落ち着いてからの接種が推奨されます。
その他、ご質問がございましたら、当院へお問い合わせください。
当院でのワクチン接種をどうぞよろしくお願いします。

